1973-09-06 第71回国会 参議院 運輸委員会 第28号
この結果、非常に金融面では締まってまいりまして、すでに御承知のように、かなり商品市場等におきまして、一部の商品、たとえば綿糸布等の下落あるいはアズキの相場等も下がっております。
この結果、非常に金融面では締まってまいりまして、すでに御承知のように、かなり商品市場等におきまして、一部の商品、たとえば綿糸布等の下落あるいはアズキの相場等も下がっております。
昨年十一月、突如として木材価格は対前月比八割という異常な高騰を見せ、これにつられて、十二月には、モチ米、生糸、羊毛、鉄鋼、綿糸布に至るまで、軒並み高値を呼び、本年一月、二月に至って、いずれも最高潮を示すに至りました。このため、一般国民は生活を脅かされ、二次加工業者は操業を停止するのやむなきに至り、いまやこれが大きな社会問題に発展しているのであります。
これにつられまして、十二月には大豆、もち米、生糸、羊毛、鉄鋼、綿糸布に至るまで異常な値上がりを見せ、一月、二月にいずれも最高潮を示すに至り、かくて、一般国民は生活に大きな脅威を受け、二次加工業者は操業を停止するのやむなきに至りました。現下最大の社会問題に発展してきたのであります。
また四十年度におきまして、香港が綿糸布の輸出では対米で首位を占めております。こういう統計もあがっております。こういうような面から考えまして、過去の数年間の繊維もののアメリカにおけるシェアの趨勢を考えてみましても、やはりこの辺は相当慎重に、綿密な調査に基づきまして影響の測定誤りなきを期さなければ、悔いを今後に残すのではないだろうか、こういうふうにさえ考えておるのですが、その点いかがです。
○政府委員(上田常光君) 六六年、これはスハルト政権ができましてすぐ三千万ドル緊急援助、とりあえずの措置の緊急援助でございまして、主として食糧とそれから肥料、それから綿糸のようなものでございますが、綿糸布だったと思いますが、これはそういった緊急援助的な性格のものでございましたので、いま先生のおっしゃいましたような債権債務の総額というものと直接関係はなく出したものであります。
綿糸のほうは、綿糸を扱う大手商社の一この場合には十八社と聞いておりますが、連合して立てました会社でございますが、このような会社は、ブナン会はインドネシアに対する綿糸布の輸出をやっておるわけでございますが、ほかの国に対しても、日本の貿易、輸出振興のたてまえから必要だと思われる地域に対しては、それぞれ別個の会社ができているものと聞いております。
○説明員(吉野文六君) 綿糸布の救援に関しまし出ては、あまり前例がないわけでございますから、ここに記録がかつございませんからお答えできかねますが、いずれにせよ、そのような会社がある程度国別ないしは地域別に設立されておるということを聞いておりますから、これに関する資料は後ほど提出いたしたいと思います。
○説明員(吉野文六君) その点につきましては、ここに資料も記録もございませんから、直ちにお答えすることはできませんが、一応相手が政府機関であり、それが相手に買い付けをするという場合には、日本の各商社の連合体であるこのブナン会が、先方に一手に綿糸布に関する限り扱っておったと推定されます。
内容的に申し上げますと、これはもうよく御承知の点でございますけれども、まず第一に綿の関係、これが昨今相当停滞ないし下をはっておりまして、綿糸布の関係が、三十八年度の実績の三億四千六百九十万ドルに対しまして、それを若干下回りました三億四千万ドルになっております。
同時にまた、たとえばアメリカなんかが綿花やその他のプライマリープロダクトに対して補助金を与えている、それではこれを全廃すればいいじゃないかという議論もありますが、同時に、まだこれは研究中でございますが、わが国といたしましては、そういう比較的廉価な綿花その他を買って、たとえば飼料を買ってそれで養鶏をしているとか、あるいはそれで綿糸布をつくって輸出をしているということにもなりますので、後進国のためというか
綿糸布等について、それなのに日本のほうが、現に自由化でやはり品物によっては日本がとても太刀打ちできないということがわかりきっていのに、何だか、形の上でも、イギリスに対して譲るだけ譲って、こっちの権利留保が少し足りないというような感じがするが、どうですか。
○美馬参考人 過当競争の問題は、過去におきましては、過当競争と申しますと商社、商社では、特に海外において一番名を売っておるのは繊維で、繊維の中でも一番古いのは綿糸布、こういう関係で、綿糸布の輸出取引なるものが、いつも過当競争の中心であるというように看板を高く売ったわけであります。
○美馬参考人 私はただいま御紹介にあずかりました日本綿糸布輸出組合副理事長の美馬兵次郎でございます。 本日私が申し上げたい点は三点ございますが、一点は綿糸布輸出取引の現状とその特質、二番が一般的な輸出振興対策、三は市場別輸出振興対策、こういうことになっておりますが、時間がありませんので、三を中止いたします。ただし、これの写しがございますから、委員長に御提出申し上げることにいたします。
それで、三十六品目の中身は、その十七品目が第一次製品、綿糸布でございます。それから十九品目が、たとえばテーブルクロスでございますとか、タオルでございますとか、ハンカチでございますとか、非常にこまかいものでございますが、そういうふうな第二次製品が十九品目、合せて三十六品目について協議をしよう、そういうふうなことでございます。
これを今回の不況について申しますと、昨年秋に不況が始まって以来、相場の低落や在庫の増加は著しく、昨年の十二月には二十番手綿糸の三品当限相場は百二十四円、三十番手の当限が百四十円というような戦後最安値を記録いたしまして、本年五月末には綿糸布の在庫が七十九万八千コリというような記録的な滞貨が生じました。これは昨年八月末の在庫に比べますと十万コリの激増でございます。
輸出物資については、これは私が今申し上げるまでもないですが、これは一々例を申し上げるのはやめておきますが、綿糸布にしても一ドル二百五十円、高いものになると、自転車のようなものは一ドル五百十円ですがね。陶磁器は六百円、もっと高いものもあったようですが、非常に格安で売っているわけなんですね。
綿糸布等については二百何十円、そういう価格でできるものが、そういう複数レートをとらざるを得なかったということは、それだけ国内の生産費というものは、物によって非常にアンバランスであった。こういうことの結果、そうしなければ輸出ができなかったという事情で、先方へ持っていっての価格というものはこれは違わない、こういうふうなことだと存じております。
○国務大臣(佐藤榮作君) 自由化の計画は一昨年でございますか、ただいまの総理が通産大臣、お答えする私が大蔵大臣、その当時に自由化計画を進めることを考え、そしてその自由化の手始めに綿糸布繊維から始めてかかった、こういう状況でございます。今問題になりますいわゆる繰り上げたというその時期はことしの七月でございます。
○今井(善)政府委員 貿易連合を作ってほしいという要望は前からあるのでございまして、結局その要望の趣旨と申しますのは、たとえば綿糸布だとか、あるいは繊維雑貨だとか、あるいは普通の雑貨だとか、主として同じ品物を扱っております同規模程度の数軒、あるいは数十軒の商社が、お互いに安売りするのはばからしいから、何とか手をとりたいというふうな考え方と、それから店を出すにいたしましても、ほっておきますと一軒が出せばほかのところもならって
三、最近の綿糸布輸出は船積み状況からみると昨年より一七%多く、成約も一、二月の不振を脱し、最近は増加のきざしが現われている」、こういうようなこと、その他数項にわたって意見が開陳されておるのでございますが、こういう点から見ても、私は、十分国際収支、もちろん設備投資、これは関連を持っておりますが、反省しなければならぬと思っておるのです。
再分類といいますと、数としましては約五百二十五業種、例で申しますと、たとえば綿糸布織物製造業とか、その程度の分類であります。五百二十五分類であります。
業種の取り上げ方は、大体産業標準の分類の再分類、たとえば綿糸布織物業、スフ人絹織物業、そういう種類の選び方に大体したいと思います。ただそれにこだわるわけではありませんけれども、あるいはもっと再々分類でいく場合もあろうかと思いますし、もっと大きな分類で済む場合もあろうかと思いますが、大体はそういう分類で選んでいきたいと思います。
そんな関係でビルマ賠償におきましても、経済協力協定によりまして綿糸布工場というようなものがたびたび話し合いに乗りましたけれども、まだ完全にそれが実現に至ってないというような状況にあるわけでありまして、経済協力協定というものは、すぐにはなかなか動きにくいというものでございます。同時に受け入れ側におきましても、やはりいろいろな条件がございますので、まあ、やはり動力問題その他も非常にございます。
そうしてここで、しかしICAが今度アメリカの赤字貿易からどうしてもアメリカ商品を優先するという形にしていくということでありますれば、このICA資金による日本の貿易、特に綿糸布その他の貿易というものは非常に困難になる。ましてや今度ICAから分かれていくDLFの資金が長期資金となって、これは完全にアメリカの資材でなければ買えないという状態になってくる。